ご挨拶

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命のスープをつくる豊の天然だし


はじめまして、ニッコーフーズの日高といいます。

数あるホームページの中から当ホームページをご覧いただきましてまことにありがとう御座います。また、豊(とよ)の天然だしをご注文頂いている方には大変ありがとうございますm(__)m そしてこれから試してみようかな!と思われている方は何卒よろしくお願いいたしますm(__)m

弊社は昭和61年より天然だしパックの製造販売を開始し、あと数年で36年になろうとしています。当初はホテル、日本料理店、料亭、病院、学校給食等の業務用天然だしパックのみの製造販売でした。家庭用のだパックは業務現場の皆様のご要望に合わせて少量生産していました。現在は家庭用天然だしパック、ホテル、国公立、私立病院、学校給食、幼稚園のおだしなど幅広く日本のおだしを製造販売しております。

私事ですが、平成5年に長年の不摂生がたたり、胆嚢炎で急遽入院しました。胆嚢を摘出することになりましたが血液の数値も異常に高いということでなかなか手術をしてくれなく、2ヶ月ほどの入院となりました。長いこと点滴だけの食事!?でしたが点滴だけでもお腹はあまり減らないんですね、すごいな~と思いながらベッドでもんもんとしていました。

さて、点滴もやっととることができまちにまったほんとうの食事です。しかし出てきたのはおかゆにも程遠い重湯・・・少々がっかりでしたが気がつくと重湯をむさぶるようにすすっている自分がいました。美味しかった、涙がでるほどすごく美味しかったことを覚えております(やっぱり点滴より美味しいです)

次に会社からだしを持って来てもらい薄いおだしを少々入れて食すると「まあなんということでしょう!!」ほんとうに震えるくらい、笑いが出るくらい美味しかったのです。このとき改めて日本の「だし」とはこういうことなんだ、だしの力とはこれなんだと思いました。それから退院するまで私の中でこのおだしを作らなきゃ、作ってほんとうのだしを全国の人々に紹介したいという思いが大きくなっていきました。幸いにも私は数十年の間、業務用のだしを製造してきましたので料理人さん、栄養士さんに毎日接し勉強してきたという素地がありました。これらのプロの方に何度も何度もテストしていただき豊の天然だしを作りました。入院からほんとうの美味しさを学びましたのでガツンというインパクトはありませんが、私は「やさしいインパクトのだし」と言っております。プロの方々のアドバイスと一般の方200人以上のテイスティングをして頂いた豊の天然だしは自身をもって本当の本物のだしと言い切れます。

「だし」とは決して美味し過ぎてはいけません。「だし」とは料理を美味しくし、料理を身体が求めるものにするためにあります。人は食べることで生きます。その食べることの基本がおだしだと思います。だから豊の天然だしは「命のスープを作るだし」と言っております。美味しすぎる「だし?」それは「だし」とは言いません。「つゆ」「汁」といいます。美味しいが100とするとおだしは60くらいであとは料理の具材、具材からのだし、塩、醤油その他で100の美味しいができます。美味しすぎるだしを求めると100以上の美味しさ!?になり料理そのものの味が濃くなります。この段階では身体はその味を拒否するでしょう。日本料理のだしは基本ですからなるべくシンプルでなければならないと考えております。

製品に関しての思い

日本料理のだし、豊の天然だしを通じてあなたのそしてあなたの大切な家族の未来の為に少しでも役にたつことができたらと思います。消費者の方々といっしょに食生活を考え、健康で毎日笑顔でいられるような商品を提供してまいりたいと思います。また病気の方々にも身体が求める料理の手助けとして、やさしく、上品なお出しを製造して参ります。親がこの素晴らしい日本食を子供に伝えながら、ご家族が料理を通じて絆がもっともっと強く、深くなりますように心より願っています。皆様のありがとうという声、一つ一つが私を勇気づけてくれます。こちらこそ「ほんとうにありがとうございます」感謝、感謝の毎日です。

株式会社ニッコーフーズコーポレーション
代表取締役 日高 日出男